年金は65歳から受け取る計算です。
目安:ひとり 生活費16万円・年金14万円、夫婦 生活費27万円・年金22万円。年金は「年金はいくらもらえる?」でも計算できます。
———
何歳まで生きるかで変わる、老後に必要な貯金(今の値段)
—
「1年でお金が何%ふえるか」の目安です(むずかしい言い方では「想定利回り」)。
物価が上がる分を引いて、金額はすべて「今の値段」に直して出しています(日銀の目標は年2%)。


——
📚 この次に
🧮FIRE計画シミュレーター(年金・副業も入れる)自分の数字をくわしく入れて計算する 📖公的統計で見るFIREの現在地|年代別の資産額と必要額のギャップを実データで計算した 📖年金を入れるとFIRE必要資産はどう変わるか|年金開始までを別に計算する 📖年金の「平均月額」は誰の数字か|受給額の分布から中央値を計算したほかにも知りたいことを選べます(選んだ数字は引きつがれます)
🌱何歳でいくら貯まる? ⏳貯めたお金は何歳までもつ? 🔥何歳で仕事をやめられる? 🎲人生すごろく(一生のお金の流れ) 🎁ふるさと納税、いくらまでお得? 💹新NISA、毎月いくらで何年後いくら? 👶子どものつみたて枠、18歳でいくら? ☕やめたら、いくらになる? 👵年金はいくらもらえる? 💴年収の手取りはいくら? 🏠家を買うなら、いくらまで? 🛟もしもの貯金、いくら必要? 🎓子どもの教育費、いくらかかる? 🚗車を持つ・持たない、いくらちがう? 🎯○万円ためるには、毎月いくら? 🏢賃貸と購入、どっちが得? 🏦iDeCo、いくら得する? 💼退職金、手取りはいくら? 📉投資の手数料で、いくらちがう? 🎒大学のお金、毎月いくらためる?※ 老後に必要な貯金 = 仕事をやめてから65歳までの生活費 + 65歳からの(生活費 − 年金)の不足分、で計算した目安です(今の値段)。 生活費の目安は総務省「家計調査」2024年(65歳以上の単身無職世帯 月16.2万円、夫婦の消費支出 月25.7万円+税金・社会保険料)、年金の目安は厚生労働省の統計(厚生年金の平均 月15.0万円・令和6年度)と、総務省「家計調査」2024年(夫婦のみの無職世帯の社会保障給付 月約22.5万円)をもとにしています。 介護・医療・家の修理などの大きな出費、退職金は入れていません。「今から毎月いくら」は、いまの年齢・貯金とため方で計算しています(ほかのかんたん計算と共通)。
結果の見かた
結果には、次のものが出ます。
- 大きな金額(約○○万円)は、選んだ年齢まで生きるとしたときに、老後に必要な貯金です。結果のいちばん上のボタンで「90歳まで」「95歳まで」「100歳まで」を切りかえられます。金額は「今の値段」です。
- かっこの中の「毎月 約○万円足りない」は、65歳からの「生活費 − 年金」です。
- グラフは、90歳・95歳・100歳まで生きる場合の3本のくらべです。長生きするほど、足りない分が積み重なります。
- 「今から毎月 約○万円ためれば届く」は、いまの年齢と貯金から、仕事をやめる年齢までに必要な貯金に届くための毎月の金額です。このページには年齢と貯金を選ぶところがないので、はじめは35歳・貯金100万円として計算します。ほかのかんたん計算で年齢や貯金を選ぶと、その数字が使われます。
例:はじめの設定で計算すると
ひとり・65歳まで働く・生活費 月16万円・年金 月14万円・95歳まで、で計算すると、65歳からは毎月約2万円足りない計算になり、老後に必要な貯金は次のようになります。
| 何歳まで生きるか | 老後に必要な貯金 |
|---|---|
| 90歳まで | 約600万円 |
| 95歳まで(はじめの設定) | 約720万円 |
| 100歳まで | 約840万円 |
35歳・貯金100万円から「投資でゆっくり(年3%)」・物価+1%でためると、今から毎月約1.1万円で届く計算です。あと5年長く(70歳まで)働くと、必要な貯金は約120万円へります。
条件を変えると、金額は大きく変わります(どれも95歳まで)。
| 変えた条件 | 老後に必要な貯金 | 今から毎月 |
|---|---|---|
| 夫婦ふたり(生活費27万円・年金22万円) | 約1,800万円 | 約3.3万円 |
| ひとりで、60歳でやめる | 約1,680万円 | 約3.9万円 |
| ひとりで、生活費を20万円に | 約2,160万円 | 約4万円 |
60歳でやめると金額が一気にふえるのは、65歳までの5年間は年金がなく、生活費16万円×12か月×5年=960万円をまるごと貯金から出すからです。
まちがえやすいところ
- 「老後2,000万円」は、だれにでも当てはまる金額ではありません。もとは2019年の金融庁の報告書で、夫65歳以上・妻60歳以上の夫婦のみの無職の世帯では、毎月の不足が平均約5万円で、20〜30年続くと1,300万〜2,000万円、という単純計算でした。報告書の中でも、不足額は人によって大きくちがうと書かれています。
- 「年金が始まる前」の期間をわすれやすいです。65歳より前に仕事をやめると、その間は生活費をまるごと貯金から出すことになります。早めにやめたい人ほど、この部分が大きくなります。
- 何歳まで生きるかは、短めに考えがちです。令和6年の簡易生命表では、65歳の人の平均余命は男性19.47年・女性24.38年です。また、生まれた人のうち90歳まで生きる人の割合は、男性25.8%・女性50.2%です。95歳や100歳まで見ておく、という考え方もあります。
- 介護・医療・家の修理などの大きな出費と、退職金は入っていません。年金も人によってちがうので、自分の見込み額を入れると近い数字になります。
年金の見込み額は「年金はいくらもらえる?」で、必要な貯金を取りくずすと何歳までもつかは「貯めたお金は何歳までもつ?」で計算できます。年金が始まるまでを分けて考える方法は「年金を入れるとFIRE必要資産はどう変わるか」でくわしく書いています。
計算の前提と出典
- 老後に必要な貯金 = 仕事をやめてから65歳までの生活費 + 65歳からの(生活費 − 年金)の不足分、です。年金は65歳から受け取る計算です。金額は今の値段で、「今から毎月いくら」は、ふえる割合から物価の上がりを引いて計算しています。
- 生活費の目安(65歳以上の単身無職世帯は消費支出と税金・社会保険料をあわせて月約16.2万円、夫婦のみの無職世帯の消費支出は月約25.7万円、夫婦の社会保障給付は月約22.5万円):家計調査報告〔家計収支編〕2024年(令和6年)平均結果の概要/総務省統計局
- 年金の目安(厚生年金の老齢年金の平均 月15万円・令和6年度末):令和6年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況/厚生労働省
- 「老後2,000万円」のもとになった計算:金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」/金融庁
- 平均余命:令和6年簡易生命表の概況(主な年齢の平均余命)/厚生労働省、90歳まで生きる人の割合:同(生命表上の生存状況)/厚生労働省
(2026年10月時点の統計と制度で計算しています)